コクゾウムシ

(コクゾウ、米虫)

*Sitophilus oryzae* / *Sitophilus zeamais*

食品・貯蔵害虫 · 害虫図鑑

形態・見た目

コクゾウムシ(Sitophilus oryzae)は家庭で最も一般的な貯蔵穀物害虫の一つです。成虫の大きさは2.5〜4mmで、細長い口吻(ロストラム)を持ちます。雌は穀粒に穴を開けて卵を産み、封をします。幼虫の発育はすべて穀粒の内部で行われます。25〜30℃では、サイクルは4〜6週間かかり、年間4〜6世代があります。飛行能力があります。

習性・隠れ場所

コクゾウムシは米、小麦、トウモロコシなどの穀物を食べます。幼虫は個々の穀粒の内部で発育します。屋内では、米びつ、穀物収納棚、貯蔵室に集中します。25〜30℃で最も活発で、15℃以下では活動が停止します。寄生された穀物から羽化した成虫は新しい餌源に飛来します。

健康被害・リスク

  1. 幼虫は穀粒を内部から空洞化します。重度の寄生では10〜30%の重量減少を引き起こします。;
  2. ゾウムシの破片と糞が穀物を汚染し、品質を低下させます。;
  3. 室温では2〜3か月で2〜3世代が発生し、個体数が爆発的に増加します。;
  4. 人を刺したり構造物を損傷したりしません。予防:少量購入、密封容器の使用、新しい穀物の冷凍。

発生時期・地域

世界中に広く分布する, 貯穀の重要害虫です. 至適温度は25–30°C, 湿度は65%以上です. 夏季の高温多湿期が最も繁殖の速い時期です. 成虫は大顎で穀粒に穿孔し, 幼虫は穀粒内部で発育します. 南方では年間を通じて繁殖し, 北方では成虫が穀粒の山の中で越冬します.

地域活動期最盛期備考
北半球温帯4月-10月7月-9月夏季の高温多湿が繁殖の最盛期で, 冬季は成虫で越冬します.
北半球亜熱帯~熱帯全年5月-9月南方では年間を通じて繁殖し, 高温多湿の季節に密度が最高になります.
活動時間:明確な概日リズムはなく, 温度と湿度の影響を受け, 温暖な時間帯により活発になります.
繁殖場所:屋内(米びつ, 小麦粉の袋, 穀物保存容器, キッチンキャビネット, 雑穀保存場所); 屋外(穀物倉庫, 製粉所, 穀物加工施設)