スーパーのお米に虫が湧く理由と対策
なぜスーパーで買ったお米に米象(コゾウムシ)が湧くのですか?
スーパーで買ったお米に米象がいたとしても、それはスーパーのせいではありません。米象の卵は加工や保管の段階で既にお米に産みつけられているからです。
理由1:卵がすでにお米に付着している
お米の加工中に、米象が穀粒に卵を産みつけることがあります。卵は顕微鏡サイズで、穀粒の表面に付着したり内部に挿入されたりして、肉眼では絶対に見えません。スーパーの倉庫は米象の発育に適した温度・湿度になっていることが多く、在庫期間が長いほど孵化率は高まります。
理由2:量り売りコーナーでの交差汚染
スーパーの量り売り米容器は繰り返し補充されます。容器の底には古い米の破片や卵が蓄積していることがあります。客がすくう時に、新しい米と一緒に卵を持ち帰ることがあります。
理由3:包装時の汚染
* 精米工場の貯蔵サイロに米象が潜んでいる可能性があります。
* 包装袋が再利用されたり、不適切に保管されたりすることがあります。
* 輸送中の高温が卵の発育を早めることがあります。
なぜ冬に買ったお米にも虫がいるのですか?
スーパーの倉庫や輸送トラックは通常暖房や断熱がされており、卵の発育に適した温度が保たれているからです。卵は高温でなくても、18度以上であればゆっくりと発育します。ですから冬に買ったお米で虫が見つかっても珍しくありません。
回避方法は?
- ブランド品や真空パックのお米を選ぶと、量り売りよりリスクが低いです。
- 製造年月日を確認し、できるだけ新しいものを選びます。
- 家に持ち帰ったら、小分けして48時間冷凍してから保存します。
- 一度にたくさん買わないでください。なくなったら買い足します。
- 可能なら小袋を選び、1~2週間分にします。
現実的な認識
ほぼすべてのお米には、ある程度の米象の卵が付着しています。ただ、保管中に孵化条件が整わなければ、虫が見えることはないだけです。