キクイムシ
(ザイセンチュウ、シバンムシ)*Lyctus brunneus* / *Anobium punctatum*
形態・見た目
キクイムシは様々な木材穿孔性甲虫の幼虫です。家庭で一般的な種には、イエキクイムシ(Anobium punctatum)とヒラタキクイムシ(Lyctus spp.)が含まれます。幼虫は3〜8mmで、クリーム色から黄白色、C字型です。木材内部に2〜3年間トンネルを掘ります。成虫は2〜7mmで、茶色から黒褐色です。1〜3mmの丸い脱出孔から出現します。Lyctus属の甲虫はデンプン豊富な広葉樹(オーク、クルミ、チェリー)を好み、家具キクイムシは針葉樹と半針葉樹(マツ、トウヒ)を好みます。より湿った木材がより寄生されやすいです。
習性・隠れ場所
キクイムシの幼虫は木材内部に穿孔し、デンプンとセルロースを食べます。屋内では、木製家具の接合部や縫い目、床の縁と幅木の下、ドアと窓枠の木材接合部、木材装飾品、工芸品、丸太植物スタンドに寄生します。幼虫は木材内部で数か月から数年発育します。成虫は春と初夏に出現し、交尾して木材表面のひび割れに産卵します。水分含有量12〜20%の木材を好みます。
健康被害・リスク
- 幼虫は木材内部にトンネルを掘り、家具の脚、枠、パネルを空洞化します。構造的破損や破断が発生する可能性があります。;
- 脱出孔(1〜3mm)と排出された木粉が無垢材家具の外観を台無しにします。アンティークや貴重な作品は著しい価値を失います。;
- 寄生された家具から羽化した成虫は時間とともに隣接する木材製品に広がる可能性があります。;
- 防除:注射器で殺虫剤を脱出孔に注入する、60℃で熱処理する、重度に損傷した品を交換する。予防:窯乾燥された処理済み木材製品を選び、屋内湿度を50〜60%に維持します。
発生時期・地域
世界中に広く分布します. 木材含水率が12%を超えると発育が進行します.
| 地域 | 活動期 | 最盛期 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 北半球温帯 | 4月-10月 | 6月-8月 | 温暖な季節に成虫が羽化して外出します. |
活動時間:幼虫は木材内部で持続的に穿孔・食害活動を行います.
繁殖場所:屋内(無垢材家具, フローリング, 木製構造部材, 幅木); 屋外(木材の保管場所, 木造建築物)