タマムシ の 見た目|特徴と被害
樹皮が割れて樹液が出るのは何の害虫ですか?
樹皮が割れて樹液が出るのは、ナガタマムシ(ジェムビートル)の幼虫が樹皮下で摂食している可能性が高いです。ナガタマムシは庭や果樹園で非常に危険な木を穿孔する害虫です。成虫のナガタマムシは体長10~20mmで、金属光沢(緑、青、銅色など)を持ち、そのため「ジェムビートル」と呼ばれます。
ナガタマムシの幼虫による被害
ナガタマムシの幼虫は樹皮と木材の間(形成層)にトンネルを掘り、虫糞と木くずが混ざった波状または不規則な食痕を作ります。これにより:
- 樹皮が膨らみ、割れ、樹液が滲み出ます(果樹のゴム病は典型的な症状です)。
- 影響を受けた樹皮は徐々に枯れて陥没します。
- 樹木の水分と養分の輸送経路が破壊されます。
どのような樹木がかかりやすいか?
- 果樹:サクランボ、モモ、ナシ、リンゴ、アンズなど。
- 観賞樹:サクラ、ハナカイドウ、カエデ、ポプラなど。
- 最も明らかな症状は割れた樹皮からの樹液の滲出です。
幼虫の生活環
ナガタマムシの幼虫は樹皮下に1~2年(種によってはそれ以上)留まり、樹皮と木材の間で継続的に摂食します。徐々にトンネルを拡大し、樹皮と木材の結合を破壊します。春に蛹化し、夏に成虫が羽化して飛び出します。
被害の程度
- 軽度:局所的な樹皮の枯死、枝の黄変。
- 中度:枝全体が枯死、樹冠がまばらになる。
- 重度:幹が輪状に剥がされ、樹木全体が枯死。
見つけた場合の対処法
樹木にゴム病や樹皮の割れの兆候が見られたら、ナイフで影響を受けた樹皮を優しく持ち上げ、トンネルと幼虫を特定し、ジノテフランを含む家庭用殺虫剤をトンネルに注入して幼虫を殺します。