マメゾウムシ

(アズキゾウムシ、ブラジルマメゾウムシ)

*Callosobruchus chinensis* / Bruchidae

食品・貯蔵害虫 · 害虫図鑑

形態・見た目

マメゾウムシ(マメゾウムシ科)は専門化したマメ科作物の害虫です。成虫の大きさは2〜5mmで、茶色から黒褐色です。幼虫はC字型で白色、完全に個々の豆の内部で生活します。アズキゾウムシが最も破壊的です。雌は豆の表面に産卵し、幼虫は内部に穿孔します。発育、蛹化、羽化はすべて豆の内部で行われます。25〜30℃では、サイクルは4〜6週間かかり、年間4〜6世代があります。

習性・隠れ場所

マメゾウムシは緑豆、小豆、大豆、ソラマメ、エンドウ豆、ヒヨコマメに寄生します。種によって宿主特異性が異なります。屋内では、マメ科作物の貯蔵容器と収納棚の隙間に集中します。成虫は飛行能力があります。暖房のある家では年中繁殖します。

健康被害・リスク

  1. 各豆は1〜2匹の幼虫によって空洞化されることがあります。重症の場合、80%以上の豆に脱出孔が見られます。;
  2. 汚染された豆はすべての食品品質を失い、発芽できず、異臭が発生します。;
  3. 室温では小さな寄生が2〜3か月で容器全体を破壊する可能性があります。;
  4. 予防:少量購入、冷凍、密封容器の使用。

発生時期・地域

世界中に広く分布します. 成虫で越冬し, 春季の気温上昇後に活動を開始し産卵します. マメ科植物の種子を餌とし, 畑と倉庫の両方で被害をもたらします. 年間で多世代を経過し, 至適温度は28–35°Cです.

地域活動期最盛期備考
北半球温帯5月-10月7月-9月夏季の高温期に密度が最高になります.
活動時間:成虫は昼行性で, 飛行能力が高く, 走光性があります.
繁殖場所:屋内(豆類の保存容器, キッチンパントリー); 屋外・畑(豆畑, 倉庫の豆類保管場所)