アリとアブラムシの共生関係|アリを防ぐと防除が楽になる
アリとアブラムシの関係は?
アリとアブラムシは「相互利益」の関係にあります。アブラムシは餌を提供し、アリは保護を提供します。
アリはアブラムシを「家畜」として扱う
- アブラムシは植物の樹液を吸った後、甘露(糖分が高い)を排泄します。
- アリは甘露を好み、アブラムシを「乳を出す家畜」として扱います。
- アリは触角でアブラムシの腹部を叩き、甘露の排泄を促します。
- アリは直接甘露を飲みます。
アリはアブラムシのために何をするのか?
餌を受け取る一方で、アリはアブラムシに様々な「サービス」を提供します:
- 保護 — アリはテントウムシやクサカゲロウなどの捕食者を追い払ったり攻撃したりします。
- 運搬 — アリはアブラムシを新しい植物に運び、「牧場」を拡大します。
- 越冬の世話 — 冬にはアリはアブラムシの卵を巣に持ち込んで保護し、春に植物に戻します。
- 衛生管理 — アリはアブラムシの周りの甘露を掃除し、カビの発生を防ぎます。
アブラムシ防除への示唆
- 鉢にアリが多く、植物にアブラムシがいる場合、それらは共存している可能性が高いです。
- アブラムシだけを殺しても不十分で、アリがまた連れてきます。
- アブラムシ防除の際には、蟻道にもジノテフランを含む家庭用殺虫剤を散布します。
- アリとアブラムシの共生関係を断つことで防除効果が高まります。
- 樹木のアブラムシ防除法:地上30~50cmの高さで幹に粘着性の防虫テープや粘着剤を巻きます。アリは這い上がるときに引っかかり、アブラムシはアリの保護を失い、天敵に対して脆弱になります。
アリがアブラムシを「飼育」しているかどうかの見分け方
アブラムシが密集した枝の上でアリが行き来しているのを見たら、彼らはアブラムシを「飼育」しています。